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世界地図を開いてみるとよくわかるのだけど、ケニアは赤道直下の国である。つまりこのケニアで僕等は北半球から南半球へと旅の舞台を移すことになるのだが、その境目となる赤道が通っているのがナニュキの街なのだ。僕等がナニュキの街のはずれを通っている赤道の地点に行くとそこには
「EQUATOR(赤道)」
と書かれた黄色い看板が立っていた。そしてそれを初めて目にしたとき僕等は
「今、地球の真ん中に立っているんだ・・・」
と、感慨深く思いながらその看板を眺めていたのかというと、そういうことは全然ない。それというのもこの赤道の看板の周りにはあまりにも多くのツーリストがごった返していて、風情というものがひとかけらも無かったからである。 |
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